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The scene
第三話 「パルティータ誘拐事件」より
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ぶどう酒と香辛料で煮込まれた牛肉をきれいに切り分けながら、彼は小さく嘆息した。
(パルティータだってね、皿を並べるくらいできるんですよ。 メイドだもの) |
そこにはロープでぐるぐる巻きにされた男が、疲れ果てた形相で椅子に座っている──
(腕力では敵いません、ハイ) |
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「貴様がありがた迷惑な伝達屋ゴッコをしてくれたおかげでこの私がどれだけ――」
(ありがたい要素があったのか) |
「――まだ死にたくないのだ! 恐ろしい! そんなところへ行きたくない」 「それが聖騎士の言うことか」 (職場での見栄のためなら吸血鬼でも使え) |
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ヴィスタロッサのために付け加えた最後の一言が、その侵入者の名前であった。 (←絵師作者ともに正視できないベリオール) |
手にしたランタンをかざさなくとも姿を誇示する白いその建物が、ヴィスタロッサの言う幽霊騒動のロバン教会だった。
(パーテルの若者に人気の心霊スポット) |
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荘厳なる聖堂には濃い死臭が充満し、呪われた死の行進が引きずるような不気味な和音で迫ってくる。
(目指せ世界遺産) |
「あぁ、ユニヴェール様」 (我々はベリオール氏と菓子業界との癒着の決定的証拠を掴んだ) |
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「ユニヴェール卿。そう恐い顔しなさんなって。俺はただ色よいお返事をいただきたいだけでね」
(カーニバル大好き。仮面舞踏会大好き。派手なの大好き。小道具大好き =全部経費) |
「――私は暗黒都市に雇われているのだから、よほどのことがない限り暗黒都市の肩を持つ」 (給料いいし) |
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