
始まりの鍵。終焉の棺。それはおとぎ話でそれは語り継がれた幻想。
だがその鍵は現れた。暴走魔導師と名高いその者のもとへ。
大きいんだか小さいんだか分からない規模の、コミカル・シリアスファンタジー。





鍵は何故創られたのか──?
「THE KEY」から二年後のシャントル・テア。
隠されたその答えが世界を蝕む理となって彼らにのしかかり始める。
男は荒んだ街の地下から。女は見知らぬ異界から。 再び幕が上がる。





圧倒的な力で大陸を制した冷徹なる皇帝をめぐり、歴史は廻る。
──皇帝の死は、いつから決していたのか──
荒涼たる帝国ファンタジー。



