冷笑主義 登場人物
<初期編>

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■ シャルロ・ド・ユニヴェール Charlot de Univers (1184 - )
南フランスの片田舎、パーテルに棲む吸血鬼。
暗黒都市の貴族であり、女王陛下に仕えている。
太陽の下も平気、銀の銃弾も平気と吸血鬼の定義を色々無視している傲慢不遜な麗人。
芸術をこよなく愛す。

■ パルティータ・インフィーネ  
Partita Infine
無口、無愛想、無表情と三拍子そろったユニヴェール家のメイド。
主の名誉は大事だが、同じくらいお金も大事な拝金主義者。
ツッコミは辛口。

■ ルナール 
Renard
ユニヴェール家の居候。
自称亡国の王子だが、どこぞの魔女によって昼は人間夜は猫という姿にされてしまった黒尽くめの男。
パシリな役目が多いが本人は全く気にしていない。剣の腕前はユニヴェール級。

■ アスカロン 
Ascalon
ユニヴェールの部下。三使徒のひとり。外見は好戦的なお兄さん。
普段はローマで神父をやりつつ、ヴァチカンの動向を監視している。
化け物分類はソウルイーター。しかし剣術も体術も得意。

■ フランベルジェ 
Flamberge
ユニヴェールの部下。三使徒のひとり。外見はおっとりとしたお姉さん。
普段は暗黒都市の大学で薬学の講師をしている。
趣味は毒薬作りと買い物。化け物分類は魔女。

■ シャムシール 
Shamshir
ユニヴェールの部下。三使徒のひとり。外見はおませなお子様。
普段はパーテルのユニヴェール邸でヒマしている。
化け物分類は動物使い。たくさんのネズミが彼の部下。

■ セザール・ド・ロートシルト 
César de Rothschild
元々はフランス貴族だったが、とある事件により吸血鬼になった若者。
ユニヴェール以上に大袈裟で劇的な性格。
「いい人なんだけどねぇ」と言われる見本。

■ ウォルター・ド・ベリオール 
Walter de Balliol
暗黒都市の女王陛下直属の黒騎士。肉食獣系の野性味溢れるお兄さん。
生まれながらの魔物で、常に挑発的。戦争大好き。
化け物分類はベルセルク。



† インノケンティウス8世 
Innocentius 8 (1432- )
冷笑主義、短編第1シリーズ、ジェノサイド中に在位している教皇。
魔術師と魔女を激しく嫌い、ハインリヒ・クレーマーらの著した「魔女への鉄槌」に権威を与えた。
ただ、一方で私生活は贅沢で堕落していたと言われている。

† ヴァレンティノ・クレメンティ 
Valentino Clementi
ヴァチカン教皇庁総務局長官代理の枢機卿。
眼鏡をかけた神経質なキレ者。若くしてこの地位に就いたのは家柄と実力だが、そのため敵も多い。

† シエナ・マスカーニ 
Siena Mascagni
特務課デュランダル長官。ソテール・ヴェルトール直属の上司。
豊かな金髪と煌びやかな宝石に飾られた、聖なる都には似つかわしくない豪勢な女枢機卿。
年齢不詳。

† ソテール・ヴェルトール 
Soter Weltall (1183- )
吸血鬼始末人(クルースニク)の精鋭が集められた非公式な隊、“デュランダル”の隊長。
ユニヴェールとは旧知の間柄であり、彼を300年間追い続けている忍耐強い人。
何かと苦労人だが、鈍感なのか強靭なのか、めげる様子はない。

† フリード・テレストル 
Frido Terrestre (1475- )
ソテールの下で修行中なユニヴェールの息子。いわゆるダンピール。
幼い頃母親が亡くなってからヴァチカンに引き取られた。
剣の修行よりも歴史の勉強の方が好き。

† ヴィスタロッサ Vistarossa
パーテル聖騎士団の一員。
女性の聖騎士は非常に珍しいが、代々女性が聖騎士を務める由緒ある家の出身らしい。
猪突猛進だが、意外と常識人。声とリアクションが大きい。

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